新年のごあいさつ

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

皆様におかれましては「平成」最後の新年を迎え、お健やかにお過ごしのことと存じます。

「文武両道・文武不岐」を標榜し、創設した本道場は本年で33年目を迎えることができました。諸先生や先輩方そしてご父兄の皆様からご支援、ご教示を賜りながら紆余曲折を繰り返し、完成度の高い空手道場を目指してまいりました。勿論、空手道の最終目的は勝敗に拘ることではありません。礼節を重んじ相手を敬う心の醸成と考えておりますが、試合では、勝ちも負けも重要であり、勝敗から抽出される貴重な体験は、人格形成には必要なスペックではないでしょうか。先人も「試合は稽古のごとく、稽古は試合のごとく」と諭しております。

　小さなまちの道場から、全国へ。そしてその空手道スピリットを礎に、何事にも対処できる青少年の育成が、より精度の高いものとなるよう、日々研鑽して参る所存でありますので、引き続きご指導、ご鞭撻を宜しくお願いいたします。

糸東会緒川支部日新義塾

塾　長　圷　司一